オンライン『発音記号講座』、20回を達成しました!
こんにちは。
イギリス英語発音記号教師の片山とも子です!
8月23日、
『オンライン発音記号講座!ブリティッシュアクセントを身につけよう!』が、
20回目を迎えることができました。
これも、英語が好き!新しいこと学びたい!という意欲をもって受講してくださる参加者の皆様のお陰です。
心より感謝いたします。
これまで受講してくださった、講座参加者さまには、
・発音記号を見て、英語の音が想像できるようになってきた
・合唱のコンサートに行ったら、英語の歌の発音が「何かちがうな・・」と感じて、自分の英語を聞く耳が変わったと思った
など、「講座を受けているお陰です」という、ありがたいお声を頂戴してたいへんうれしい限りです。
私にとってもオンラインレッスンというのは初めてのチャレンジでしたが、本当に勇気をだして始めてよかったと感じています。
講座は一回30分間、
内容は、だいたい以下のような流れとなります。
①ウォームアップで顔、あご、喉の筋肉をほぐします。そして、英語を発音するときに大切な呼吸の仕方を、喉、横隔膜(おなか)などを意識しながらイメージしていただきます。
②割りばしアルファベットで、日本語に近いアルファベットの読み方を、英語本来の音に矯正するエクササイズをします。
③国際音声記号(IPA=発音記号)を、
【母音】 短母音/長母音/二重母音
【子音】 有声音/無声音
を、国際音声記号表やカードをみながら、ひとつづつ、舌の位置、口の形を意識しながら練習していきます。
④英詩の音読 発音練習で覚えた発音記号を確認しながら、優しい英語の詩(子供のためのナーサリー・ライムなど)を使って、音読の練習、またネイティブによるRPのデモ音声を鑑賞します。
10回目記念の講座では、『ソネット』と呼ばれるシェイクスピアの詩のひとつを、
また、先の20回目記念でも、美しい花の妖精の絵本で有名なイギリスの絵本作家、シスリー・メアリー・バーカーの絵本より、『ばらの妖精の詩』を鑑賞、朗読しました。
↑20年以上前に、ロンドンの本屋さんで買ったメアリー・バーカーの『The Complete Book of the FLOWER FAIRIES』
講座で取り上げる詩や短いライムは、私が20数年前にロンドン留学時代に買ってきたものからが多く、長い間、大切にしてきた素晴らしい英国の絵本や詩を、このように皆様とシェアすることができ、本当に夢のようです。
講座は、水曜日の10:00からという時間で、ほぼ毎週開催(だいたい4週つづけて、5週目にはお休み)しています。ただ、この9月からは、ご興味を持っていただいてくれた方がより参加しやすい時間帯として、
土曜日、または日曜開催、そして、平日の夜開催なども考えていきたいと思っております。
まずは来月は、9月16日土曜日 20:00に開催いたします。
詳しいスケジュールは9月の開催予定をご覧ください。
少しでも発音記号を学びたい、イギリス英語が大好き、あるいはとっても苦手、、!という方に、ぜひ一度ご参加いただき、イギリス英語の魅力や発音の楽しさを知っていただきたいと思います。
最後に、20回記念で私が詠ませていただいた、シスリー・メアリー・バーカーの“FLOWER FAIRIES” より’The Song of The Rose Fairy’の朗読をご紹介します。
(講座での詩の朗読は、基本的にはネイティブスピーカーの音声をデモとして聞いていただいております。今回この詩はデモに使える音声が見つからなかったため、当方がチャレンジして詠みました)
詩を詠む、鑑賞することで英語のもつ心地の良いリズム、そして発音の基礎を体感することができます。
ですから、この『オンライン発音記号講』では、発音記号だけではなくさまざまな英語の詩や、「ちょっとしたいい言葉」をご紹介しています。
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